アメリカ議会で政府がUFO、未確認飛行物体についての証拠資料を隠蔽しているかどうかについての公聴会が先週、開かれました。まるでSF映画のようですが、これ真面目な話です。
元国防総省官僚ルイス・エリゾンド氏
「この宇宙で私たち以外の存在がいるということを隠すためです。」
政府は、UFOの名称をUAP、未確認異常現象に変更し(UAP= unidentified anomalous phenomenon)議会がさらなる情報開示を求めています。
ロバート・ガルシア下院議員
「UAPはなんだと思いますか」
米海軍退役少将ティム・ガルデット氏
「人間より知能の高い存在です」
去年の公聴会では国防総省の情報部員が内部告発しで数十年にわたり地球外生命体についての情報を隠蔽してきたと証言しました。
議員
「それは人ですか?」
国防総省情報部員(当時)デービッド・グラッシュ氏
「人ではありませんそれが担当者らの分析です」
そして今年の公聴会では国防総省でUAPの調査を率いたエリゾンド氏が、元官僚が同じ証言をしました。
ナンシー・メイス下院議員
「政府は秘密裏にUAP回収作戦を行いましたか?」
元防衛省国防総省官僚:ルイス・エリゾンド氏
「はい」
ナンシー・メイス下院議員
「それは地球外生命体の飛行物体の構造を解明するためですか?」
元防衛省国防総省官僚:ルイス・エリゾンド氏
「はい」
エリゾンド氏は地球外生命対の存在は国民の安全を脅かす脅威になりうるとしています。
元国防総省官僚 ルイス・エリゾンド氏
「UAPは存在します地球の政府とは別の存在が作り上げた高度な技術で世界中の軍極秘設備が監視されています」
エリゾンド氏はこうした情報は議員と国民に開示されるべきだとしています。
元国防総省官僚 ルイス・エリゾンド氏
「これが敵対的存在であれば同時多発テロと比べものにならない諜報活動の失態となる 国民が、そして世界がこの真実を知るべきだと考えます」
この公聴会では目撃者を伴う直接的な証拠に欠けており目撃したとされる人物はみな公聴会での証言に応じていません。ある議員は今後も調査と公聴会を継続する必要があるとしています。トランプ次期大統領はUAPの証拠となる映像を大統領として公開する可能性があるとしています。