サンクスギビングウィークでの移動ラッシュの真っ最中、ニューヨークのジョン・F・
ケネディ国際空港から出発したパリ行きの航空機に航空券を持たずに乗り込み密航した女が到着先のパリで拘束されました。女は、飛行機が航行中、複数のトイレを移動し身を隠していました。
この映像は、密航した女、57歳女性の映像です。アメリカへの強制送還に抵抗しています。
密航女性
「助けてください アメリカに戻りたくないです」
この女は、先月26日(火)、ニューヨーク発パリ行きのデルタ航空便に無断で乗り込み、飛行中、トイレにの中で隠れていましたが、途中、この女性に客室乗務員が気付かれパリに着陸後で警察に拘束されました。
パイロット声
「機長から皆さんへ 、不法侵入者を警察が拘束するのを待ってます」
ニューヨークの空港当局などによると、この女性は身分証明書審査を受けず、手荷物セキュリティーチェックをも通過し、デルタ航空のゲートでは係員の横をすり抜け機内に入ったと見られています。乗客らは、女女性がどこにも座らないことに気付いていましたきました。
乗客
「飛行中、女性はトイレからトイレへと移動して席には一度も座ってなかった」
女女性を拘束したしているフランス当局によると、密航容疑の女性はロシア国籍で、合法的になビザでアメリカに居住しているとのことですが、先月30日(土)には乗せられた旅客機内でアメリカへの送還を断固として拒否しました。
4日(水)ようやく強制送還されニューヨークの空港で不法侵入などの罪で訴追されました。空港が一年で最も忙しい日の事件とはいえ身分証明確認やセキュリティーチェックを通らずに身分も確認せず、セキュリティーも通らなかった人物が国際線に乗れてしまったという失態にアメリカの航空当局とデルタ航空は、重大な問題として調査を行うとしていますが根本的な空港管理の責任を問われています。