話題のアートはコロンブス・サークルにありました。
そこには「新大陸発見」400周年を祝って作られた
クリストファー・コロンブスの像があります。
(ニューヨーク在住暦が長いディレクターも存在を知りませんでした)
そのコロンブス像を囲んでリビング・ルームが作られたんです!
展示の名は Discovering Columbus。
普段は地上21メートルにある像もこんな近くで見ることが出来ます。
阿部アナウンサーも見惚れてしまいました
そしてすっかりくつろぎました
コロンブス像がいつも見ている景色も楽しみました
作品を手掛けたのはドイツ在住の日本人で、現代美術家の西野達さんです。
彼のほとんどの作品は公共のモニュメントや建物を取り込み、プライベートな空間にするもの。
来月は大阪で彼の作品を見ることが出来ますよ!
10月13日から1週間、大阪・中之島公園にて。
とっても気さくでよく話し、よく笑う方でした。
阿部アナウンサーが説明した通り、リビング・ルームの中にあんな大きい像が
どんと真ん中に立っているのは本当に不思議な空間で、どこにいるか忘れてしまうくらいでした。
行かれる方はぜひ
Discovering Columbus
場所:Columbus Circle (59th St. & 8th Ave.)
入場無料 (ただしチケット制。予約はコチラ→)
1回につき25人まで、30分ごとに入れ替えがあります。
人気なので早目に予約をおすすめします。
ここアメリカでは各地でホットドッグやチキンウィングの早食い大会がたくさん開催されていますが、
先週の土曜日、ロサンゼルスでは日本の食文化に因んだ一風変わった品で早食い大会が行われました。
それはなんとギョーザ!
18日にロサンゼルスのリトルトーキョーで開催されたこの国際大食い競技連盟公認
「デイリープライド ギョーザ早食い大会」は、1934年に当時保守的だった日系一世の子どもたちが
自分たちの文化を振興するために始めたお祭り「二世ウィーク」の一環として開かれました。
「二世ウィーク」は日本文化や日系人の歴史をより多くの人に広めることを目的に、
今年は生け花の展示や和太鼓のパレードなどが行われました。
そして日本の食文化を広めるために行われているのがギョーザの早食い大会。
今回集まった17人の選手のために用意されたギョーザの数は4500個。
ルールは10分間でとにかく多くのギョーザを食べた選手が優勝賞金の2000ドルを獲得するというものです。
優勝候補は前回優勝者のパトリック・ブレトレッティ選手!
去年264個のギョーザを完食し世界記録を叩き出しました!競技前に行われたインタビューでは、
前日はコンサートに行ってビールを飲んでいたと答えていたブレトレッティ選手。全大会優勝者の貫禄を見せます。
そんなブレトレッティ選手に立ち向かうのはジョーイ・チェスナット選手!
ニューヨークで毎年アメリカの独立記念日に開催される恒例の「ネイサンズ」ホットドッグ早食い大会では
あの小林尊選手を破り現在6連覇中です。過去のギョーザ早食い大会でも3回の優勝を収めています。
また国際大食い競技連盟が認定する早食いのランキングでは現在、世界ランク1位に君臨しています。
今回の大会に先駆けて1週間半ギョーザばかり食べて胃を慣れさせたといいます。
白熱のフードファイトの末、結果は以下の通り!
1位:ジョーイ・“ジョーズ”・チェスナット選手-266個(世界新記録)
2位:マット・“ザ・メガトード”・ストーニー選手-234個
3位:パトリック・“ディープディッシュ”・ブレトレッティ選手-233個
と、チェスナット選手が10分間で266個のギョーザを完食という新たな世界記録を打ちたて、
3年ぶり4度目の優勝を飾りました!!
競技後に行われたインタビューでチェスナット選手は
「記録が出せてうれしいです。ギョーザはおいしかったし食べやすかった。楽しめました」とコメントしています。
また早食い大会は午後2時から行われましたが、記者に夕飯について聞かれるとチェスナット選手は
「2~3時間寝たら食べに行きます」と答えていました。
ちなみに、今回234個のギョーザを完食し、2位となったストーニー選手にギョーザ1個分の僅差で敗れた
ブレトレッティ選手ですが、実は235個のギョーザを食べながらも競技終了後に2個分の食べ残しが見つかったため、
その分を引かれて3位となったそうです。
100歳の現役医師として知られる日野原重明先生が去年に引き続き今年もニューヨークで講演を行いました!
講演のテーマは「東日本大震災からの復興とジョン万次郎のスピリッツ」
先生が尊敬するジョン万次郎は日本人で初めてアメリカに上陸した人物。講演では「日米の架け橋の先駆けとなった万次郎の勇気ある行動を知ることは、大震災からの復興への一歩」と話し、「逆風にあっても常に戦い続けた万次郎の生き方か ら、私たちは『震災という荒々しい風にもめげないこと』を学ぶことができる」と締めくくってました。
今回の講演も40分間立ちっぱなしでした! 自らも被災地を訪れた経験を交えていました!
先生のライフワークとも言える、小学生に命の大切さを伝える「命の授業」についてなど、
内容は多岐にわたり、時にはユーモアも交えながら、来場者を飽きさせることなく講演は40分に及び続きました。
またこの講演会では先生が100歳まで生きる秘訣を話してくれました!
その内容とは・・・
FCIのホームページにこの講演会の模様を丸ごと全部掲載しておりますので、
そちらをご覧ください! 先生の長寿の秘訣、必見ですよ!!!
こちらのページです!!!
https://www.fujisankei.com/video_library/interview/hinohara0815.php
震災を体験した日本の高校生、大学生がアメリカで同時多発テロやハリケーン後の復興について学びながら、
震災での経験を伝えるプロジェクト「トモダチ・サマー2012ビヨンド・トゥモロー米国プログラム、
復興とまちづくり」が開催され、ここニューヨークでは同時多発テロが起こった9.11跡地や、
事件当時の写真などが展示されている9・11トリビュートセンターなどを訪れた参加者たち。
同時多発テロの遺族や、救助にあたった人々などとの交流会で震災の体験を話してる様子を
取材させたもらったのですが、みなさんとても元気で前向きで話しを聞いていて元気をもらいました。
ここでは取材現場の様子をお伝えします。
交流会の場所となった9・11トリビュートセンターがあることに感動していた方が多く、
11年たっても受け継がれているのを知って
日本でも絶対にこういう建物があったらいいと思う。と話してくれました。
確かに、崩壊したビルの跡地だったり、このセンターだったり、テロを忘れないために多くのものがありますよね。
そういう気持ちって大事だなと改めて感じました。
そして、参加させて頂いた交流会での発表は英語だと聞いていたので心境を聞いたら
「ほとんど話した事がないので、とても緊張しています。」と話してくれたのですが、
実際発表している時には、緊張の色は全然見えず、堂々と発表していました。
震災で経験した話、被災地の現状などとても気持ちがこもっていて、
私は実際に震災を体験した方のお話を聞くのは初めてだったんですけど胸が熱くなる思いで聞き入りました。
色々お話を聞いてて思ったのは、みなさん将来やりたいことを考えているということ。
そして、震災の経験を活かして社会に貢献していきたいという共通の思いがあったということでした。
ある参加者さんの
「将来への思い」 将来はファッションデザイナーになりたいと思っていて、ファッションを通して世界に貢献したいです。 自分のやりたいことを活かして人を助けられたらいいなと思います。それでいつどこにいっても自分が育った街、 どこから来たのかというのを忘れないでずっと心に持ち続けていこうと思います。 |
この方はニューヨークに留学して、デザイナーを目指したいんです。と話してくれました。
震災で深い悲しみを経験しながらも、将来やりたいことがはっきりしている。でも震災のことは忘れさせてはいけない。
震災での経験をいかして世界に貢献していきたいという思いを聞いて感動しました。
私もニューヨークで暮らす日本人として頑張っていかなくてはなとひしひしと感じました。