正直言って、ウクレレってイメージがダサイ(死語ですか?笑)ですよね。
ウクレレと聞くと... 「あ~、あ、あん、やんなっちゃった、あ~、あ、あん、驚いたー」
とかしか思い浮かばない... と思っている方々。
騙されたと思って一度でいいから目をつむってジェイクさんのウクレレを聴いてみてください。
スタジオに来てくださったジェイクさんは
それはそれは謙虚で気さくな方でした。
とてもよく気を使い、ハワイ出身だけあって
ほんわかした明るさで周囲を包みます。
それが演奏が始まると突然エネルギッシュなオーラを出して
ウクレレとは思えないシャープなサウンドを爆発させるのです。
私がジェイクさんのウクレレに最初に出会ったのは
ハワイ沖でえひめ丸が沈没した事故のニュースの中でした。
2001年にアメリカ海軍の原子力潜水艦が
愛媛の水産高等学校の演習船に衝突し、
教員5人と生徒4人が死亡した事故です。
ジェイクさんが亡くなった方々のために追悼の曲を作曲し捧げたのです。
ハワイでの追悼コンサートがニュースになりジェイクさんの曲を
ほんの一部ですが聴く機会がありました。
その時、聴きながら思わず涙がホロホロと流れたのを覚えています。
そして数年前にあるパーティーでジェイクさんの生演奏を聴く機会に恵まれました。
その時、司会が「この後は特別ゲストとしてウクレレ界のジミヘンと呼ばれるウクレレ奏者の演奏をお届けします...」と紹介すると、クスクスと笑い声が聞こえて、トイレに立つ人まで出てくる始末。無理もないですよね。
一般的なウクレレのイメージってそんなものです。しかし、演奏が始まると同時に会場は一斉に静まり返りました。
100人以上いた会場のゲストがジェイクさんのウクレレの音のパワーに息をのんだのです。
そして演奏が終わると会場は割れんばかりの拍手に包まれました。
そんなウクレレ体験、機会があったらぜひ!
5月にご結婚されるということで5月と6月はロングバケーションだそうですが、
その他は全米ツアー&日本ツアーが今年も予定されています!
詳しいスケジュールは: http://jakeshimabukuro.com
ウクレレ奏者ジェイク・シマブクロさん
山海塾
山海塾がNYを皮切りに北米ツアーを行っている。
ぜひ取材をさせていただこうと提案したところ、スタッフ反応にビックリ!!
「山海塾ってなんですか?舞踏ってなんですか?」
それも一人や二人ではなく、ほとんどのスタッフが山海塾を聞いたことすらないという状況でした。
スタッフがインターネットで山海塾の映像を観たところ、この反応は想像通り...
というか初めて観るのなら無理もない反応。
「ワー!!気持ち悪い!!」
「いったいなんですか!?これ??」
私は家族が山海塾の大大大大(笑)ファンで、ずいぶん前からよく知っていました。
私の中では山海塾はかなりビッグだったのですぐに取材する方向に向かうと思いきや、
「山海塾とは..」というところから説明することになりました。
ようやくスタッフを説得して取材することになりました。ホッ...。
天児牛大さんにインタビューをお願いしたところ快く受け入れていただきました。
それも公演後のお疲れの時間に20分たっぷりといただきました。
とても穏やかで驚くほど気を使われる方でした。
こんな機会は二度とないとおもい、サインまでいただいちゃいました。

会場では観客の中で日本人は私たちの他一組程度でした。
日本産まれで世界的に理解されている舞踏なのに日本人にあまり興味がもたれないのは少々残念ですね。
やはりリピーターが多くいました。一度魅せられるとはまるのが山海塾。
初めて観たという人でも話を伺うと涙で声が出ないほど感激している方が何人もいまし た。
そして驚いたのが子供を連れている人も何人かいたことです。
こういうアートをあえて子供にも観せるのですね。
10歳の女の子に話を聞いたら素直に「面 白かったけど2度は観ないかな」と語ってくれました(笑)。
もし初めて山海塾をご覧になる方がいたら、人と思わず観てください。
私は「深海の底で波に身を任せて揺れる生物」のイメージで観ています。
白塗りの人がうごめいているのとは別の景色が見えてくると思います。
動画:日本発の芸術"舞踏" 世界中にファンを持つ『山海塾』
坂本龍一さん
坂本龍一さんのインタビューをさせていただきました。
坂本さんがコンサートをされる会場でのインタビュー。

カメラなどのセッティングをしていると後ろのス テージからピアノの鍵盤を叩く音が...。
振り向くと坂本龍一さんでした。室内なのに黒いコートとマフラー。
うつむき加減で立ったまま鍵盤を叩く坂本さん の横顔はさらりとおりた白髪で隠れていました。
すごい存在感...。
こちらの準備 ができたところでカメラの前に来てもらうと、とても柔らかい雰囲気。
ピアノの前に立っていた坂本さんとは別人のようでした。
そして話し始めると、全く気取 らない普通の会話。

ちょっと照れながらお話になる表情にはビッグなアーティストの雰囲気はありません。
むしろ素朴で身近な雰囲気を醸し出されていました。

世界的なビッグアーティストっぽくない自然な姿に感銘しました。とても楽しいインタビューとなりました。
坂本龍一さん独占インタビュー
~裏のまた裏の話~
実 はこのインタビューが決まったときになかなり興奮していまいました。
私の中の坂本龍一さんは日本国内ではYMOから始まり多くの曲を大ヒットさせ、
映画ラ ストエンペラーでは俳優として出演すると同時に音楽を担当して
ゴールデングローブ賞とアカデミー作品賞に輝いた世界的天才アーティストなのです。
しか し!!インタビュー当日、会場に向かう車の中で若いスタッフが一言
「坂本龍一さんってアホアホマンのイメージが強いけど、本当はすごい人なんですね~。」
えっ?アホアホマンってなに???
後 でYoutubeで検索して観てみました。
坂本さんは音楽だけにこだわらず様々な番組に出演されていることは知っていましたし、
お笑い系の番組にも出演さ れていることも知っていました。
しかし初めてみるアホアホマンの姿にはさすがにビックリ。
でもご本人が楽しんでやっているのがとてもよく見て取れます。
だから面白いのです。つい笑っちゃう。
坂本さんは色々な仕事を受けていることについて「面白そうだったからやってみた」とおっしゃっていました。
俳優であ れ、映画音楽であれ、お笑い芸人であれ、面白そうだからやってみてできてしまう事がすごい。
分野を超えてやはり「天才」なのですね。
それにしても世代の違 いでこんなにイメージが違うなんていう人ってあまりいませんよね。
国境を越えて、世代を超えて、ジャンルを超えて、そして分野を超えて活躍している。
やっ ぱり坂本龍一はすごい!!
被爆ピアノin NY
被爆ピアノというのをご存知ですか?
広島の原爆投下を生き抜いたピアノ。今は4台のこっているそうですが、
その中の1台が9月11日のメ モリアルに合わせてNYにきました。
このピアノは爆心地から3キロほどに位置する民家にあったそうです。
ピアノは元のきれいな音色が出るように見事に修理されていますが、
被爆したときの傷などはあえて残したと修理をした調律師の矢川さんが語ります。
被爆ピアノ・ピース・コンサートは9月11日に
グラウンドゼロ近くで行われた「911犠牲者追悼~灯籠流し」で開催され、
そして12日にはNY本願寺仏教会で行われました。
私 は12日のピース・コンサートに参加しました。
12組ほどが演奏したのですが、日本からこのためにいらしたシンガーソングライターや地元NYでピアノを教 えている先生など様々。それぞれ心のこもった素晴らしい演奏でした。
そこには(あの!)原田真二さんや(あの!)大江千里さんなどのビッグネームのアー ティストも参加していました。

日本でもなくアメリカでもなく、上でもなく下でもなく、みんな一緒に一つになって「平和」というメッセージを伝える。
とても 素晴らしいコンサートでした。
そしてもう一つ驚いたのは、ピアノの音色です。
見た目はボロボロで、なんとなく小さく見えたこのピアノ。
し かし驚くほど鋭く力強くそして優しい音色です。
弾く人の心も伝わるのだろうけど、ピアノにも被爆して全てを見てきた魂が宿っているようでした。
その魂は強 く優しいものでした。
アーティストのみなさんがこのピアノを奏でているのを聞いていると
世界は平和になれる...という自信すらわいてきました。
私は取材を兼ねて観に行ったのですが、その場で司会を頼まれて突如司会進行をさせてもらいました
(仕事で途中で退席しましたが..)。こういうイベントに「一緒」に参加させていただいたことに感謝です。
http://www.peace-hiroshima.org


