カリフォルニア州オレンジ郡で今年の8月、10年前に退職した元警察官がバーにいた客に向けて銃を乱射。かけつけた警察官との銃撃戦となりました。警察は、現場の警察官がつけていたボディーカメラ映像を公開、緊迫した銃撃戦が記録されています。
南カリフォルニアで発生した銃撃事件。
8月23日午後7時ごろ、地元で大型バイカーに人気のバーで元警察官の59才の男が銃を乱射。バーには、男の妻がいました。
警察無線「銃撃だいまも続いているすぐに応援をよこしてくれ」
警察によると、男は拳銃3丁とライフル銃を持ち妻がいたバーに入って妻と、同席していた客(男性)に向けて発砲。3人が死亡、6人がケガをしました。
妻は命を取り留めました。かけつけた警察が現場を包囲するとバーの駐車場付近で男と警察との銃撃戦に発展しました。
警察官「援護してくれライフルを持ってくる」
警察官「弾を込め直している!木の後ろだ!!ショットガンだ!」
5分後に銃撃音が消え警察官が前進すると木の下に複数の銃撃を受けた男が倒れ込んでいます。
警察官「こいつだ!こいつが犯人だ」
現場で男の死亡が確認されました。
この元警察官は、カリフォルニア州ヴェンチュラ郡の警察署に27年間勤務、組合員長まで務め、2014年に引退し最近はオハイオ州に住んでいました。
犯行の動機はわかっていませんが、男が銃で狙った妻とは離婚調停中で、銃撃は、個人的な恨みによるものと見られています。