大雪などの影響で各地で交通トラブルが発生しています。バージニア州では24時間以上に渡り車が立ち往生しました。
空港では年末年始の休暇から戻る 旅行 客が多い中、1日から3日にかけて8000便以上が欠航となりました。悪天候の他、新型コロナ感染による航空会社従業員の人出不足が影響しているということです。TSA運輸保安局では職員2600人以上が感染し、欠勤したということです。旅行者は「くたくたです。早く家に帰りたい。」と語りました。
バージニア州では、3日月曜日、大雪の影響でトラクターが事故を起こしたことをきっかけに、約80kmの区間で車が立ち往生しました。車にいた人は「携帯は繋がらないし、ネットの接続も不安定で座っているしかできません。」と語りました。24時間以上、立ち往生した人もいます。食事や飲み水がない状況で、ガソリンが底をつく恐れもある中、気温は氷点下となりました。
ようやく通行が再開したのは4日火曜日の夜でした。州の運輸委員会は、雨の影響で雪対策が十分では なかったとしています。バージニア州運輸局長は「雨が降っていたので、雪の前に十分な準備ができませんでした。融雪剤などを雨が流してしまうからです。」と語りました。
鉄道では3日月曜日、全米旅客公社アムトラックの列車が、悪天候による倒木のため立ち往生しました。ルイジアナ州からニューヨーク州に向かう列車で、200人以上の乗客を乗せたままバージニア州で列車は止まり、約30時間の遅延の後、4日火曜日の午後になって運行が再開されました。