11日水曜日、FAA連邦航空局はシステム障害のため、各航空会社に全米の国内線の出発をすべて一時停止する「グラウンドストップ」を要請しました。1000便以上が欠航となり、各地の空港は混乱しました。全米でグラウンドストップが要請されたのは2001年同時多発テロ以来のことです。
11日水曜日午前、 FAAの要請で出発を一時停止した全米の空港では欠航が相次ぎ混乱しました。グラウンドストップは貨物を含む全てのフライトに対する約90分にわたる離陸の停止要請で、1万便以上が影響を受けました。乗客の1人は「機内で30分以上待たされたあと、クラウンドストップと言われ降ろされました。」と語りました。
FAAによるとコンピュータのシステム障害が発生したということです。その後、システムは復旧したとしてグラウンドストップは解除されました。サイバー攻撃の形跡は見られないとして、大規模な影響をもらたらしたシステム障害の原因について調査が行われています。