ジョー・バイデン大統領の就任に伴い、新大統領を迎えるホワイトハウスの引っ越しもあわただしく行われました。
20日水曜日、ワシントンDCで大統領就任式が行われました。バイデン大統領は、就任演説で、「意見の違いで分断してはならない。全ての国民のための大統領になると誓う。」と改めて国民に結束を呼びかけました。
カマラ・ハリス氏は、初の女性、黒人、アジア系の副大統領に就任。夫のダグ・エムホフ氏は、初のセカンドジェントルマンとなりました。ソーシャルメディアには、幼い少女たちが、宣誓するハリス副大統領を見つめる様子がいくつも投稿されました。
一方、ホワイトハウスでは、新大統領を迎える準備があわただしく進められました。ホワイトハウスには、132の部屋がありますが、 前大統領が去り、新大統領が到着するまでの5時間から6時間で清掃や 荷物の入れ替えが行われます。元ファーストレディー・ローラ・ブッシュ氏の元チーフスタッフは「前大統領の荷造りをし、ベッドのマットレスを新しいものにして、浴室も整えます。」と語りました。
また、トランプ大統領の就任中、ホワイトハウス内で新型コロナウイルスの感染があったことから、念入りに清掃が行われたということです。一般調達局によると、全ての家具、床、窓、手すり、ドアノブ、電気のスイッチ、カウンターからエレベーターのボタンまで。そしてトイレの備品、照明器具などの清掃が含まれるということです。