新型コロナウイルスのワクチンに関する詐欺や不正行為への注意がよびかけられています。
25日月曜日、フロリダ州ポーク郡で、救急隊員の1人がワクチンに関する記録ねつ造などの罪で逮捕・起訴されました。ポーク郡保安官「何を考えているのか、脳細胞が3つしかないのか、なぜバレないと思ったんだ。」被告は、郡の救急隊員へのワクチン接種を任されおり、ワクチン接種に関する書類をねつ造し、ワクチン3回分を盗む手助けしたということです。ワクチンを盗んだと見られているのは、被告の上司で、この上司は母親のためにワクチンが必要だと被告に話していたということです。被告は、交通事故の救助活動で尽力したとして、2週間前に表彰されたばかりでした。救急隊員としてすでに辞任しており、罪を認めているということです。
21日木曜日、ワシントン州では、自称バイオテクノロジーの専門家が、自身が開発したとするワクチンを希望者に400ドル~1000ドルで接種したとし逮捕されました。男は去年3月からこの違法ワクチンの宣伝をインターネット上に掲載しており、検察によると、治験も行われておらず、安全ではないとしています。男は未承認の薬を州をまたいで販売したとして、連邦法違反で起訴されました。
25日月曜日、ニューヨーク州のクオモ知事は、ワクチンの詐欺に関する相談などを受け付けるホットラインを開設しました。クオモ知事「需要が高いですから、詐欺や不正行為がすでに起きています。」ワクチン詐欺は、ソーシャルメディアなどからも接触を試み、個人情報や金銭を要求してくることもあるということです。十分にご注意ください。