28日木曜日の段階で感染者数は2,570万人以上、感染による入院患者数は10万4000人以上、感染による死亡者数は43万2000人以上となりました。
子供への感染拡大も懸念されています。 21日木曜日までに、子供の感染は約267万人となり、2週間で16%増加しました。アリゾナ州では、感染者の7人に1人が20歳未満です。州内で最も大きい病院グループでは、11月から12月にかけて子供の感染患者が急増しています。子供が深刻な感染症状を発症することはまれですが、感染の影響で臓器に炎症がおきる症例が多数報告されています。
一方、一時感染拡大が深刻だったカリフォルニア州では、25日月曜日から、行動規制が緩和されました。去年12月3日から、集中治療室の空き病床を基準にした地域別屋内退避令を出していましたが、入院患者数が減少傾向にあるとして、全地域でこれを解除しました。美容室やネイルサロン、そしてレストランなどは屋外飲食が再開されました。また、ニューヨーク市では、去年12月14日から レストランなどでの屋内飲食を禁止していましたが、27日水曜日、クオモ知事は、収容人数25%で再開を許可するなど、行動規制を緩和する方針を発表しました。
経済活動のため、独自の感染対策もみられています。フロリダ州のNBAのチーム 「マイアミヒート」は、27日水曜日から、観客を 受け入れるため、感染者を嗅ぎ分けるコロナ探知犬を導入しました。