12歳から17歳を対象にしたワクチンの治験が進められています。ミネソタ州に住む14歳の少年は、モデルナ社のワクチンの治験に参加しました。先週1回目の接種を受け、3月に2回目の接種を予定しています。スマートフォンから、毎日、体調の報告をしており、これまでに副作用はないということです。アメリカでの子供へのワクチン接種は、春から夏に始まると見られています。
一方、アメリカ小児科学会は、 子供の感染者数が2週間で10%増加したと発表しています。自宅療養していた9歳の少女は、感染が確認されてわずか3日で亡くなりました。詳しい死因は分かっていないということです。 亡くなった少女の伯母「医師は感染した子供への一般的な指示をし、 呼吸器系に症状がないので、目を離さず、安静にと言いました。」
通学再開について、各地で議論されていますが、カリフォルニア州サンディエゴの学校では通学再開2日後に感染者が確認され、 4日木曜日から生徒と教職員約100人が自主隔離となっています。