10日水曜日、CDCは、マスクの予防効果を測定した実験から、マスクを顔に密着させることで飛沫粒子の拡散を防ぐと同時に自身を感染から守る効果が上がると発表しました。
実験では、相手がマスクをしていない状態で、不織布マスクの上に布製のマスクを重ね、顔に密着させた場合は83%、飛沫粒子の吸入を防ぐ効果があったということです。また、不織布マスクの紐に結び目を作り、中に折り込んで隙間を無くし,マスクを顔に密着させた場合は64.5%、しかし、不織布マスクをしていても顔に密着していない場合は、飛沫吸入を予防する効果はわずか7.5%でした。双方がマスクを着用し顔に密着させている場合は95%以上、飛沫粒子の吸入を防いだということです。
不織布マスクを2重につけても、密着度が上がらないので効果は高まらないということです。またKN95のマスクについては重ねずに単品で使用するよう推奨されています。