13日土曜日、2度目の弾劾裁判で無罪となったトランプ前大統領、今後の動向が注目されています。
先月6日に起きた連邦議会議事堂襲撃事件をめぐるトランプ前大統領の弾劾裁判で、13日土曜日、議会上院はトランプ前大統領に無罪の評決を下しました。共和党議員7人が造反し、57人が有罪票を投じましたが、有罪評決に必要な3分の2には至らず、結果は無罪となりました。
これを受けて、16日火曜日、民主党の下院議員が、トランプ氏と元顧問弁護士のジュリアーニ氏、さらに2つの極右集団に対し、議会議事堂の襲撃を扇動したとして、連邦地裁に訴えを起こしました。この事件をめぐる最初の民事訴訟となりました。
また、ジョージア州では、フルトン郡の検察官が、トランプ氏がジョージア州の選挙結果を 覆そうと試みたことについて捜査を進めています。こうした動きに対抗し、州議会の共和党議員は州の憲法を修正して妨害する動きを見せています。