今週、CDC疾病対策センターが、ワクチン接種を完了した人に向けたガイドラインを初めて発表しました。
全米の統計によると、2回目のファイザー、モデルナのワクチン接種を受けた人、または1回で済むジョンソンエンドジョンソンのワクチンを接種して接種が完了した人は、11日木曜日までに、人口の10.2%となりました。
8日月曜日、CDC疾病対策センターは、初めて、ワクチン接種後のガイドラインを発表しました。ガイドラインによりますと、ワクチン接種完了後、2週間が過ぎた人 同士であれば、室内でもマスクを着用せずに、ソーシャルディスタンシングもなく、少人数で集まることが可能だということです。また、まだワクチン接種を受けていない人と会う場合も、相手に重症化のリスクがなく、一世帯であれば、マスクなしで集まることが可能だということです。
CDCのワレンスキー所長は「祖父母がワクチン接種を受けていれば、娘や孫に会いに行けます。娘家族の接種がまだでも、彼らに重症化のリスクがない場合は会えます。」と語りました。ワクチン接種会場に訪れた女性は「楽しみです!1回目、2回目のワクチン接種を受けて2週間したら、やっと孫に会えます。」
CDCのガイドラインは、ワクチン接種が完了していても、公共の場ではマスクを着用し、ソーシャルディスタンシングを保つこと、また、必要不可欠でない旅行は避けるようにとしています。