各地で行動制限の緩和とワクチン接種が進み、旅行する人も増えています。CDC疾病対策センターは、ワクチン接種が完了した人に対するガイドラインを発表しました。
アメリカでは、先週末、イースターの休暇と春休みで多くの旅行者が空の便を利用しました。TSA国土安全保障省は、1日から4日日曜日までの4日間で 600万人以上が全米の空港を利用したと発表しています。2日金曜日、CDC疾病対策センターは、新たにワクチン接種を完了した人に対する アメリカの国内旅行についてのガイドラインを発表しました。それによりますと、ワクチン接種完了者は感染や感染を広めるリスクが低いとして、目的地の自治体が義務化していないかぎり旅行前と旅行後の感染検査は必要なく、また、自主隔離も必要ないとしています。マスク着用、人との密集を避け、ソーシャルディスタンシング、そして手洗いなどの感染防止対策は引き続き行うよう推奨しています。
また、2日金曜日、ニューヨーク州は劇場や音楽会場、そしてコメディークラブなどライブショーを収容人数の33%で、室内では上限100人、屋外では上限200人で再開しました。実際に再開されたのは、演者が一人のスタンドアップコメディーなどで 50%の再開を待つという劇場も多いのが現状です。