ワクチン接種が進み、パンデミック前の日常に一歩近づくガイドラインが発表されました。
27日火曜日、CDC疾病対策センターは、マスク着用に関する新たなガイドラインを発表しました。バイデン大統領は「きょうから、ワクチン接種が完了した人は屋外では人混みを除いて、マスクはもう必要ありません。」と語りました。
新たに発表されたガイドラインによると、ワクチン接種の有無にかかわらず、全ての人が、外で歩いたり走ったりする運動の際に、マスクは必要ないということです。
ワクチン接種が完了した人は、屋外での少人数の集まりや屋外席で複数の友人と食事する際も、マスクは必要ないとしています。CDCのワレンスキー所長は「ワクチン接種が完了した人は、屋外で多くの場合、マスクは必要ありません。パンデミック終息にワクチンが効果的だと示されました。」と語りました。
接種を受けていない人は、他の接種を受けていない人との集まりや、屋外席で複数の友人と食事する際は、マスク着用が推奨されています。また、ワクチン接種が完了した人も含め、全ての人に、屋外でのコンサートやパレード、スポーツ観戦など人が密集してる場所、そして屋内では、引き続き、マスク着用が推奨されています。CDCのワレンスキー所長は「ワクチンはとても効果的ですが、屋内はとても感染しやすい状況です」と語りました。
新たなガイドラインの発表に市民からは喜びの声が上がりました。市民の一人は「普通の生活に近づき嬉しいです。」と語りました。政府は通常の生活に戻るためにも、ワクチン接種を受けるよう呼びかけています。