実生活でのワクチンの効果をCDC疾病対策センターが発表しました。
10日木曜日までに、 現在接種が可能な12歳以上の人口で少なくとも1回目のワクチン接種を受けた人は61.5%となりました。7日月曜日、CDCは実生活でのワクチンの効果を発表しました。ファイザー、またはモデルナのワクチンを接種した医療従事者や救急隊員など4000人を対象に、 去年12月から進められている研究調査で2回の接種を受けた人には、91%の有効性が示され、1回の接種のみを受けた人は、81%の有効性が示されたたということです。ワクチン接種後に感染した人は、症状が出る期間は短く、また軽く、他の人に感染を広げる可能性が低いといことです。
現在、13州でバイデン政権が目標にしている成人人口の70%が、少なくとも1回目のワクチン接種を済ませています。ニューヨーク州は、来週にも70%に到達する見込みです。クオモ知事は「70%に到達したら自信をもって全ての制限を緩和できます。」と語りました。
一方、5つの州では1回目の接種率が50%以下に止まっています。その1つであるアラバマ州では、2週間で感染者数が90%増加しています。アラバマ大学バーミングハム校医学部の感染症学教授は「1日の新規感染者数が400人~500人に増えています。少し落ち着かない気分です。感染者数が1日1000人以上になるなら、メモリアルデーで自粛しなかった影響でしょう。」と語りました。
また、配布済のジョンソン・エンド・ジョンソン ワクチンが今月中に使用期限を迎えることが懸念されていましたが、FDA食品医薬品局は、3カ月だった使用期限を6週間延長し、4.5カ月に改定しました。