ニューヨークなどの州ではワクチン接種が進んだとして規制がほぼ緩和され、全面的に経済活動が再開されました。
15日火曜日、パンデミックの初期に感染が深刻だったニューヨーク州では、1回以上のワクチン接種率が成人人口の70%以上となり、ほぼ全ての規制を緩和すると発表しました。州全域で再開を祝う花火が打ち上げられました。クオモ知事は「全米で最も低い感染率になりました。ニューヨークはすごいことを成し遂げました。」と語りました。
成人人口の70%が1回以上ワクチン接種を受けているのは、ニューヨーク州含め14州となりました。その一つである、カリフォルニア州でも15日火曜日、ほぼ全ての規制が緩和されました。ニューサム知事は「カリフォルニア州は再開し、通常の生活に戻ります。」と語りました。 州の経済再開に合わせ、ディズニーランドでも、15日火曜日から、州外の 客も 受け入れています。ワクチン接種が完了した人は、屋外・屋内ともにマスク着用は必要ないとしています。
ほぼ全ての規制が緩和されたニューヨークですが、連邦政府が推奨する学校、医療施設、公共交通機関については、マスク着用などの義務化を継続するということです。スポーツジムや レストラン、保育所、デパートなどは100%再開ということになり、検温や消毒などの感染対策の義務化も作業もなくなりました。