パンデミックから15カ月、経済再開が進む中、アメリカでは都市部の犯罪が増加しています。
今年に入り、アメリカ32の都市で殺人や暴行事件が増加しています。17日木曜日、ニューヨーク市では、10歳と5歳の子供が巻き込まれる銃撃事件が発生しました。幸い、2人の子供にケガはありませんでした。大都市における殺人事件も増加していてニューヨークでは去年から13.5%増加、ロサンゼルスでは22%増加、ヒューストンでは24%増加しています。
バイデン大統領は「パンデミックが収束に向かい、アメリカは再開しつつあります。夏に犯罪が増加しますが、今年はより多いかもしれません。」と語りました。バイデン大統領は銃密売の取り締まり強化を発表し、新型コロナ対策資金の中から数十億ドルを警察と地域介入への投資にあてるとしています。