ワクチン接種後に心筋炎が発症した事例について、23日水曜日、CDC疾病対策センターは心筋炎とワクチン接種が関連している可能性があると発表しました。
接種を受けた若者2600万人のうち、接種後に心筋炎を発症したのは323人で、主に男性です。CDCの専門家委員会は、ファイザーまたはモデルナのワクチン接種と心筋炎が関連している可能性があるとしたうえで、ワクチンの恩恵はリスクを上回るとしています。 フィラデルフィア小児病院の医師は「この関連性は注意が必要ですが、接種を受けないという選択をすれば心筋炎にならなくとも感染して入院、死亡するリスクがあります。」と語りました。
23日水曜日、FDA食品医薬品局は医療関係者や一般に向け、ファイザーとモデルナのワクチンにおける使用上の注意に警告を加えるとしました。フィラデルフィア小児病院の医師は「症状は軽症ですぐに治っています。自然治癒の場合もあります。」と語りました。
この16歳の少年は、ワクチン接種後に心臓に炎症を発症しました。症状は短期間で改善したということです。少年は「長期的な副反応はないと聞いているので、必要ならまた接種します。」と語りました。