ブラックライブズマターの運動の発端となった元警察官による黒人男性ジョージ・フロイドさん殺人事件の裁判で量刑が言い渡されました。
去年5月、ジョージ・フロイドさんが、ミネソタ州ミネアポリスの店で偽20ドル札を使い、警察に拘束されました。その時、フロイドさんの首に膝を乗せ殺害したとして、第2級殺人などの罪で有罪評決を受けていた元警察官のデレク・ショービン被告に対し先月25日金曜日、ミネソタ州地裁は22年半の量刑を言い渡しました。
ショービン被告は、この他、連邦大陪審でも人権侵害などで起訴されており、これについては、ショービン被告が公の場でフロイドさんを殺害した理由を説明することを条件に和解の方向に進んでいると報道されています。
ショービン被告は当面独房に収監され量刑の3分の2にあたる15年以降、保釈の可能性が出てくるということです。