ファイザーとモデルナのワクチンに関して、数年にわたり有効性が続く可能性があるという研究が発表されました。
先月28日月曜日、ファイザーとモデルナのワクチンが数年にわたり、免疫効果が持続する可能性があるという新たな研究結果をワシントン大学が発表しました。また、追加の接種、いわゆるブースターショットも必要ないと見られています。
研究によると、ファイザーとモデルナのワクチンであるmRNAワクチンは、ウイルスの侵入を防ぐ中和抗体免疫機能に必要なB細胞を高レベルで生成します。接種から4カ月後もウイルスから体を守る強い免疫の反応が持続しており体が長期的に感染と戦う訓練をしている状態だということです。ただ、高齢者や免疫機能が弱い人は、ブースターショットが必要となる可能性もあるということです。
研究者はさらなる調査が必要だとしています。ワシントン大学医学部の病理・免疫学教授は「うまくいけば、2回の接種で得られた免疫が生涯続くでしょう。」と語りました。