先週末 アメリカ西部をこの夏3度目の熱波が襲撃し、11日(日) カリフォルニア州のデスバレーで気温が摂氏54度を記録した。カリフォルニア州の85%が深刻な干ばつで、去年のこの時期は2%だった。8日(木) カリフォルニア州知事が、住民や事業者に15%の節水を求めた。
14日(水)までに西部12州で大規模な山火事が68カ所に発生 している。オレゴン州では、全米最大の山火事が発生し、14日(水)までに22万エーカー (89㎞2)が焼失した。
カリフォルニア州への送電に被害が及ぶ可能性があり、州知事がバックアップ電源の使用許可を出した。カリフォルニア州北東部の山火事では14日(水)までに9万5000エーカー(384㎞2)以上が焼失、住宅20戸以上が全焼した。ABC記者は「去年、カリフォルニア州では過去最大の焼失面積を記録した。今年、すでに10万エーカーを焼失している。山火事の季節は始まったばかりだ。」と伝えた。専門家は気候変動を遅らせるだけでなく、適応していく必要があるとみている。post_251