ファイザー製の新型コロナウイルスのワクチンが正式承認され、義務化の動きが加速しています。
23日月曜日、FDA食品医薬品局は、16歳以上を対象にファイザーのワクチンを正式承認しました。アメリカで、新型コロナウイルス ワクチンが正式承認されたのは今回が初めてです。アメリカでは、8カ月間で2億人がファイザーのワクチンを接種しています。バイデン大統領は「正式承認を待っていた企業、NPO、各自治体などはワクチン接種の義務化を進めてください。」と語りました。
正式承認をうけ、ワクチン接種の義務化が進んでいます。23日月曜日、ニューヨーク市は、全ての教職員に対しワクチン接種を義務付けました。接種する代わりに毎週感染検査をするという選択肢はなくなるということです。25日水曜日、国防総省は、現役の軍人全員にワクチン接種を義務付けました。
アメリカでは接種対象となっている人の内、8500万人が接種を受けていません。最近行われた世論調査によると、10人に3人が、ワクチンが正式承認されれば接種を受けることを考えると答えています。