新型コロナウイルス ワクチンの効果について、有効性が低下しているという調査が発表されました。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンの追加接種に関する研究が発表されました。
24日火曜日、CDC疾病対策センターは、ワクチンの有効性の変化について発表しました。ファイザーまたはモデルナのワクチンを接種した4000人の医療従事者を対象に行った調査で、感染を防ぐ有効性が去年12月から4月まではおよそ91%でしたが、8月には66%に低下していたということです。感染力の強いデルタ株のまん延と、時間の経過によってワクチンの効果が減少したことが要因と考えられています。
一方、25日水曜日、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、ワクチンの追加接種で抗体レベルが9倍に増加する新たな研究データが得られたと発表しました。これまでの研究でジョンソン・エンド・ジョンソンは、1回のワクチン接種で免疫は少なくとも6カ月間持続するとしていました。新たな研究データから、専門家は、ジョンソン・エンド・ジョンソン ワクチンの追加接種は、安全で効果的であると見ています。ジョンソンエンドジョンソンは早ければ9月にも追加接種を始めたい考えです。