経済活動が制限される中、エンターテイメント業界では、工夫を凝らし、状況を打破しようという試みも見られます。
ニューヨーク州では、23日金曜日から、収容率を定員の25%以下、スクリーン1つにつき50人を上限に映画館が再開します。しかしニューヨーク市は対象外となっています。ニューヨーク市では、ブロードウェイのミュージカルが、来年5月末まで休演、 メトロポリタン・オペラも来年9月まで休演するとしており、エンターテイメント業界は、苦境に立たされています。
そうした中、アメリカ最大規模の映画館チェーン「AMC」が、全米の閉鎖が解除された州や地域で、スクリーンを貸し切りにする試みを始めました。1組20人まで、16種類の中から映画を選ぶことができて、値段は選ぶ映画によって99ドル~349ドル。コロナ禍の中、生き残りをかけて新たな取り組みが行われています。