ミシガン州ではトランプ陣営が、バイデン氏が圧倒的な票を集めた群の選挙結果を認定させない動きに出ています。
ミシガン州最大都市デトロイトを有するウェイン郡では、選挙管理委員が共和党委員2人、民主党委員2人で構成されています。17日火曜日、郡の選挙結果の認定にあたり、票に問題があるとして2人の共和党委員が反対し、認定できない状況になりましたが、その後、2人は結果に同意し認定しました。
しかし、18日水曜日、その共和党委員2人が「圧力をかけられた」などの理由で、認定に投じた票の「撤回」を求める宣誓供述書を提出しました。後にトランプ大統領から17日夜、ねぎらいの電話があったと共和党委員の1人は明らかにしています。
またトランプ大統領は、20日金曜日にミシガン州議会の共和党議員をホワイトハウスに呼び出したと報じられており、何が話し合われるのか、注目されています。ミシガン州の州務長官は、ウェイン郡での選挙結果の認定の撤回はできないとしており、23日月曜日には、州全体の選挙結果の正式な認定を予定しています。