ニューヨークではワクチン接種に関する規制が強化され、屋内活動の際、子供にも接種証明の提示が求められます。
6日月曜日、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、全ての民間企業の従業員にワクチン接種を義務付けると発表しました。民間企業の従業員に接種を義務付けたのは国内初です。デブラシオ市長は「安全と健康を第一にした結果です。全ての雇用者が平等な立場です。」と語りました。
約18万4000社の民間企業を対象に今月27日から適用され、従業員は少なくとも1回の接種が義務付けられます。市の職員に関してはすでに10月末に接種が義務付けられています。これに対し、批判的な声もあがっています。ニューヨーク市内で会社を経営する女性は「人々が職場に戻るよう前向きな環境を作ろうとしているのに逆効果です。」と語りました。
また、屋内施設やレストランを利用する際の接種証明の提示が強化されます。27日から12歳以上を対象に、ジョンソン&ジョンソンを接種した人を除き、2回の接種証明の提示が求められます。先月から接種が始まった5歳から11歳については、14日から少なくとも1回の接種証明の提示が求められます。ニューヨーク市民の1人は「子供たちは水泳教室に通っていてマスクを外すときがあります。子供が安全だと確信できるようになります。」と語りました。