ノースカロライナ州の閑静な住宅地で、 15歳の少年による銃発砲事件が発生しました。
犠牲になったのは、治安の良い住宅地で暮らす人たちでした。
ノースカロライナ州ローリーの住宅街で13日(木曜日)、 銃の発砲事件があり 住民5人が死亡する事件が発生しました。
銃を発砲したのは、近くに住む15歳の少年で、現場で拘束されましたが、重体です。
事件が起きたのは、13日午後5時ごろ、住宅地の通りで、銃が発砲され被害者が出たとの通報があり警察が駆けつけたところ、少年は公園の緑地帯そばの 住宅に立て籠りました。
少年はその後逮捕されましたが、銃により負傷し危篤状態だということです。
この事件により死亡したのは、 16歳の少年の他、 地元住人3人と 非番の警察官の5人で、 その他、3人が怪我をしました。
死亡した16歳の少年は銃を発砲した少年の兄でしたが、亡くなった他の犠牲者とは無関係だったと見られています。
警察の発表によりますと、最終的にこの少年を拘束したのは4時間以上がたった 午後9時30分ごろで、その間、周辺の広い範囲で、外出の禁止など厳戒態勢がしかれました。
犯行におよんだ15歳の少年は、現在も病院で手当を受けていて、 犯行の動機や、銃の入手方法などの詳細は明らかになっていません。地元ニュースの調べでは、少年に犯罪歴はなく、SNSなどにも動機となる書き込みは見つかってい無いということです。