オハイオ州で、8歳、11歳、12歳の少年3人がYouTubeで車の盗み方を学んで実行しパトカーとハイスピードカーチェイスに発展。あわや大惨事でした。
ナンバープレート自動読み取り装置で警察に盗難車の通報が入りパトカーが追跡したところ、その車が突然スピードをあげて逃走。
パトカーが後を追いますが盗難車はどんどんスピードを上げて逃走を続けます。スピードメーターは時速80マイル、130キロ近くをさしています。
盗難車は住宅街に入り込んだところでコントロールを失い家に突っ込みます。 車から降りて逃げる犯人を追う警官。
警官「警察だ!地面に伏せろ!いますぐに地面に伏せろ!」
少年「ごめんなさい!」
そこには2人の子供が怯え切って座り込む姿があります。 そして隠れていた3人目の子供も投降します。
警官「両手を見せなさい」
少年「何ももっていない」
少年「僕たちを傷つけないで。ママに電話して」
警官「親にはこれから電話する みんないい子だ
指示をちゃんと聞いてくれてありがとう
全員拘束して話はそれからだ」
少年「刑務所に行くの?」
警官「いまは刑務所に行くのではなく、まず拘束する」
少年達「オーノー」
そして警官が応援を待っている間も子供達は警官に許しを乞います。
少年達「ごめんなさい。傷つけないで」「ママ〜」
応援の警官が到着し3人に手錠をかけて拘束します。
少年「ごめんなさい」
警官「車を盗む前にそう思うべきだったんだ」
拘束されながらも色々と言い訳をしますが聞き入れてもらえません。
少年「車を初めて運転した」
警官「運転のしかたでわかったよ。運転は下手だ」
盗難車を運転をしていたのは11歳の少年で、8歳と12歳の少年は同乗者でした。車の盗み方は動画投稿サイトYouTubeを見て覚えたと話しているということです。
女性警官「何歳なの?」
少年「12」
女性警官「12歳で車泥棒?何を考えているの?」
一歩間違えれば大きな事故にもつながっていた可能性もあり、子どもたち自身の命も危険にさらされていたこの事件。盗難車が衝突した家に傷はつきましたが幸いにも怪我人はありませんでした。3人は保護者に引き渡され事件は後日少年裁判所に送られるということです。