ニューヨーク州の感染率は10日連続で1%を切っており、クオモ州知事も9月からの学校再開を宣言しています。
感染拡大が最も深刻だったニューヨーク市では教員と校長の組合が学校の再開に反対する中、学校を安全に再開する準備が進められています。この教室では生徒の席を11席に減らし、換気のために2つの窓は1年を通して開けられることになっています。
小学校校長「コミュニティ全体の安全は重要です。再開計画には自信がありますがウイルスに対しての不安もあります」
一方、カリフォルニア州では感染率も感染者数も増加しています。ロサンゼルスの公立学校は、いまのところ、すべてオンラインで授業を行っていますが、 生徒と教職員の感染検査を定期的に行い、陽性反応を示した人と症状のある人の家族も検査の対象になるということです。全米2番目に大きな学区で行われるこの計画は2億4000万ドルかかるということです。
新型コロナウイルス対策チームのバークス調整官は、アメリカでも初期の段階でイタリアが行ったような完全なロックダウンが望ましかったと発言しました。
バークス調整官「アメリカ人のウイルスと戦う方法を知りました。この国は強い規制には良い反応を示しません」