ワクチンの開発が急がれる中、バイオテクノロジー企業「モデルナ」は全米およそ30の州で新型コロナウイルスワクチン開発の臨床試験の最終段階を始めています。
アラバマ州セント・ビンセント病院ではモデルナの臨床試験を受けるボランティアの登録を始めました。感染したことのない19歳以上の被験者を来週までに300人登録する予定です。イリノイ州、イリノイ大学シカゴ校でもモデルナの臨床試験がきのうから始まり、1000人の登録を目指しています。モデルナは全米で3万人に対する臨床試験を25ヶ月間行う予定ですが、ワクチンは早ければ年内にできる可能性もあるということです。