新型コロナウイルスの感染が拡大しはじめてから全米の病院でガン患者が減っているという報告が出されました。
医療検査サービス、クエスト・ダイアグノスティックスの調査によると、今年の3月から4月のガン検診の件数が著しく減り、その結果、ガンと診断される患者も減っているということです。これは新型コロナウイルスの感染拡大で病院に行くのを躊躇する人が多く、定期検診も先延ばしにしていることが原因だろうとしています。中でも一番減っているのは乳がんの検診で、早期発見がその後の治療に大きく影響する可能性があるとして、専門家は、定期検診を怠らないよう呼びかけています。また、体に異変を感じたら迷わず医師に相談するよう勧めています。