保守系テレビ局とリベラル派テレビ局でそれぞれ高視聴率を誇る番組の人気キャスターが2人、相次いで降板となりました。
24日(月曜日) 保守系テレビ局フォックスニュースは看板キャスター、タッカー・カールソン氏の降板を発表しました。
事実上の解雇と見られています。
フォックスニュースは先週(18日(火曜日))、2020年の大統領選で 投票集計機を使った不正で選挙結果が改ざんされたと 虚偽の情報を繰り返し放送したとして投票集計機のメーカー 「ドミニオン・ボーティング・システム」から名誉きそんで損害賠償を求められていた裁判で8億ドル近くを支払うことで和解が成立したばかりです。
降板の理由は明らかにされていませんが カールソン氏は保守強硬派の間で人気を集めており自身の番組で積極的に改ざん説を唱えていたことが影響した可能性があるとされています。
一方、CNNテレビの朝の報道番組を担当する人気キャスタードン・レモン氏についてテレビ局側が「解雇」したことを 24日(月曜日)ツイッターで発表しました。
こちらもその理由は明確にされていませんが、レモン氏は2月16日(木曜日)の番組内で共和党から2024年の大統領選に立候補を表明したニッキー・ヘイリー氏について(51才)「女性の全盛期を過ぎている」と発言し批判が殺到、定職処分となっていました。