ニューヨーク市民の憩いの場セントラルパークの秋の夜空をこれまでに見たことのないあるものが彩りました。
人々が、期待に胸を膨らませ見つめる夜空に登場したのは、およそ1,000機のドローンが放つ光のイルミネーションです。
ドローンは編隊を組んで空を飛び、それぞれの光をある形に変化させます。
このイベントを行なったアーティストらは、このプロジェクトは、テクノロジーを通じて人類と自然を再び結びつけることを目的としていると語っています。
このドローンのイルミネーション・ショーは、オランダ出身のアーティスト2人の作品で、ニューヨーク市長事務室、健康ウェルネス企業の協力で5年間の制作期間を経て実現しました。
彼らの作品は世界中のフェスティバルでドローンの作品を公開。ドローンの光で様々なイルミネーションを空に浮かべます。
そして、今回はここセントラルパークの上空でその作品が光を放ちました。
セントラルパークでの大規模なパブリック・アートプロジェクトは、2005年、環境アーティストのクリストが公園内の歩道に、オレンジ色の布を吊り下げた、およそ7500のゲートを展示した「ザ・ゲーツ」以来です。
しかし、今回のイルミネーション・ショーはたったの7分で終了。光はあっという間に消えてしましました。