フロリダ州でクリスマスを過ごしたトランプ大統領。24日のクリスマスイブには、サンタクロースの居場所を聞くために電話をかけてきた子どもたちに大統領夫妻が自ら対応する、恒例のイベントに参加しました。
『もしもし』
トランプ大統領「やあ、元気?こちら大統領だよ」
『なんてこと ジャスパー、エイミー来て ちょっとお待ちください 』
サンタクロースがいまどこにいるのかを聞くためにかけた電話に出たのはトランプ大統領。毎年この時期にサンタクロースを追跡し、位置情報を提供する北米航空宇宙防衛司令部の「ノーラッド・トラックス・サンタ」のホットラインに大統領夫妻が参加する恒例のイベントです。フロリダ州のマールアラーゴクラブ別荘でメラニア夫人と共に電話を受けたトランプ大統領。子どもの素朴な質問にも丁寧に答えました。
『サンタさんはクッキーを用意してなかったら怒る?』
トランプ大統領「怒らないとは思うけどすごくがっかりするかもね サンタってぽっちゃりしてるだろ?わかる?ちょっと太り気味だろ?/私なら置いておくよ サンタさんはすごい食欲だろうからね」
『うん』
トランプ大統領「だろう?」
「サンタさんから何が欲しいかな?」
『えーと せきたんはいや』
トランプ大統領「石炭は嫌か。
きれいな、美しい石炭のことだろ?
言わなきゃね ごめんよ
でも美しい石炭はいらないのか。
何が欲しい?」
『バービーとか おにんぎょう』
こんなほのぼのとした場面でもトランプ節は忘れません。
トランプ大統領「我々は世界中でサンタを追跡しているんだ
サンタがいい人だと確認したいからね
サンタはとてもいい人だ
彼に何かが入り込んでいないか
悪いサンタが我々の国に
入り込まないか確認したいんだよ
サンタはオクラホマが大好きだ。
私みたいにね。
選挙の時にとても良くしてくれた。
オクラホマを離れるんじゃないよ」
『努力します』
これまでクリスマスには政敵とみなした人物に批判的なコメントを出してきたことで知られるトランプ大統領ですが、ここでは終始上機嫌な様子で子供たちやその親との会話を楽しみました。メラニア夫人と合わせて十数件の電話を受けたということです。
トランプ大統領「いいね。ずっとやってられるよ。中国、ロシア、ウクライナ、他にも色々しなければならないことがあるが、これは1日中できるね」