アメリカによるベネズエラのマドゥロ大統領拘束以降、トランプ政権のさらなる他国への介入があるのかが注目されていますが、曖昧になっているのがベネズエラの統治です。そんな中、アメリカ政府はベネズエラ再建に向けた計画を明らかにしました。
(VTR 予定尺2分10秒くらい)
トランプ大統領は今週初め、ベネズエラの運営について、「我々が管理する」と述べていました。しかしベネズエラのロドリゲス暫定大統領は、国を統治しているのはベネズエラ政府で「他の誰でもない」と反論しています。これについて質問されたホワイトハウスのレビット報道官は、国務長官や副大統領、国家安全保障チーム全体が、暫定政権と密に連絡を取り合っていると述べました。
キャロライン・レビット報道官
「我々は明らかに、ベネズエラの暫定政権に対して最大限の影響力を持っています。大統領は、ベネズエラはアメリカ国内の国で、アメリカに近い西半球の国であり、もはやアメリカに違法薬物を送り込むことはないと明確に表明しました。」
7日水曜日、議会上院でベネズエラに関する機密事項を報告したルビオ国務長官は、記者団に対し、アメリカがベネズエラに「強大な影響力と支配力」を行使していると述べ、ベネズエラ再建に向けて3つの段階を計画していることを明かしました。
第一段階は「国の安定化」で、ベネズエラがアメリカに引き渡す3000万から5000万バレルの石油を売却し、収益をベネズエラ国民に分配するとしています。第二段階の「復興」では、アメリカなどの企業がベネズエラ市場に参入できるようにし、収監されている反体制派に恩赦を与えて市民社会を再建。第三段階はベネズエラ政権の「移行」としましたが具体的な内容の説明はありませんでした。
ルビオ長官は上院議員たちに政権の考えを詳細に説明したとしていますが、説明を受けた民主党議員たちからは報告会の直後からさらなる説明を求める声が上がっています。
民主党 クリス・マーフィー上院議員
「狂った計画です。彼らはベネズエラの石油を、銃を突きつけて一定期間奪い、国を過干渉する手段として利用しようとしている。計画の規模と狂気ぶりには驚きます」