フロリダの街を走行する路線バスの車内で運転手が乗客2人を銃で射殺する事件がありました。フロリダ州マイアミデイド郡にあるショッピングプラザ付近で先月30日(日)午前3時ごろ路線バスで運転手と乗客が口論になり運転手が持っていた銃で乗客2人を射殺しました。
マイアミガーデンズ警察署
ダイアナ・デルガド広報担当
「初期捜査の結果、マイアミデイド・バスの運転手は乗客とのやりとりで
何らかの騒動となり運転手が銃を発砲しました
2人が病院に運ばれて間もなく、2人の死亡が確認されました」
マイアミガーデンズ警察の捜査によると銃撃の直前、運転手と乗客は、乗客の自転車について口論になっていたということです。撃たれた2人目の乗客も運転手と言い争っていたのかはわかっていません。
郡のバス運行規則では乗客は自転車をバス前方にある備え付けラックにかけることが
義務付けられています。また、郡の関係者によるとバスの運転手は業務時間中に銃を携帯することを禁じられています。現在捜査中ですが運転手は休職処分となっていて今後解雇される見通しです。
運転手が銃を携帯し、それを使用するに至った経緯はこれから判明しますがアメリカではニューヨークを含めて1日24時間運行する路線バスは珍しくなく運転手など公共交通機関の職員に対する暴行事件も少なくありません。何らかの体制安全対策が求められています。