アメリカのバイオ企業が、1万年以上前に北米大陸に生息しその後絶滅した「ダイアウルフ」をゲノム編集技術によって蘇えらせたと発表しました。
テキサス州に拠点を置くバイオ企業「コロッサル・バイオサイエンシズ」は1万年以上前に絶滅した「ダイアウルフ」をゲノム編集の技術を使って蘇らせることに成功したと発表しました。絶滅した種が復活したのは初めてだとしています。
遺伝的にダイアウルフと近い種とされるハイイロオオカミのゲノムと組み合わせました。これにより、ダイアウルフの特徴を持つ3頭を誕生させたということです。
石器時代に北米大陸に生息し、絶滅したダイアウルフがどのような姿だったのか
今までよく分かっていませんでした。
このバイオテクノロジー企業は、2028年までに
絶滅したケナガマンモスを復活させたいとしています。
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そして、フィラデルフィア動物園では 絶滅危惧種に指定されているガラパゴスゾウガメ、 "マミー" と "アブラッゾ"に赤ちゃんが産まれました。
去年11月に16個の卵を産み4匹がスクスクと育っているということです。
親の2匹はなんとおよそ100歳でかなりの高齢出産。子ガメが誕生したのはこれが初めてだということです。
フィラデルフィア動物園ではマミーが動物園に来て93年目の記念日にあたる
4月23日からこの子ガメたちを一般公開する予定です。
それにしてもゲノム編集技術でマンモスを復活させるなんて映画みたいですね。どこで飼育するのでしょうか...。