ウクライナへのロシアの軍事侵攻が続いている中、アメリカ国内でウクライナへの支援が広がっています。
先週末、アメリカ各地でウクライナを支援する抗議活動が行われました。また、各地でウクライナ系アメリカ人の人々が中心になって、ウクライナ市民を支援するボランティア活動を行っています。ニュージャージー州の倉庫では、医療品や戦闘用ベストなどをウクライナに送っています。ニューヨーク市では、医薬品を送る準備をしています。マサチューセッツ州では、おむつや毛布、車いす、松葉づえ、そして子供が書いた絵も送っています。
また、戦禍の中、人々に食事支援を行っている非営利団体ワールドセントラルキッチンは、ウクライナ国境検問所付近8カ所で1日3万5000食を提供しています。
アメリカ国内から民泊サイトAirBnB(エアビーアンドビー)を通じて、ウクライナ国内で宿泊先を提供しているホストへの予約が増加しています。これは、実際に宿泊するのではなく、宿泊費分を寄付し、ウクライナの人々を支援しようというもので、AirBnB によると48時間で6万件以上の予約があり、190万ドル分の寄付がホストに支払われたということです。