先週末、多くの人を巻き込んだ銃撃事件が相次ぎました。マスシューティングと呼ばれる4人以上が撃たれる銃撃事件が増加しています。
ペンシルベニア州ピッツバーグで17日日曜日未明、およそ200人が集まっていたパーティーで90発もの弾丸が発砲される銃撃事件が起きました。警察によると、事件現場は、民泊サイトAirBnBを通して貸し出されていた住宅で、パーティーの参加者の多くは未成年でした。銃撃で17歳の男性2人が死亡、9人が負傷しました。また、逃げるために窓から飛び降りて骨折するなど、銃撃以外でも5人が負傷しました。容疑者は逃走中です。目撃者は「何発もの銃声を聞いて外を見たら、人々が泣き叫びながらドアから逃げ出してきました。」と語りました。
Airbnbは利用者の規約で、全ての物件で収容人数を16人に制限しており、パーティーやイベントも禁止しています。Airbnbはこの物件を借りた人物に対し、Airbnb のサービスからの永久追放とともに損害賠償を求める民事訴訟を起こすということです。
また、サウスカロライナ州コロンビアの商業施設では16日土曜日、9人が撃たれ、避難する際に5人が負傷する銃撃事件が起きました。その後、2人の容疑者が逮捕され、3人目の容疑者の捜索が続けられています。コロンビア市警は、もめ事が起き、容疑者らが互いに発砲したとみています。アメリカでは、マスシューティングと呼ばれる4人以上が撃たれる銃撃事件が2年で66%増加しています。