9月は子供の全米肥満月間です。
CDC疾病対策センターによるとアメリカでは2歳から19歳の子供の統計で5人に1人が肥満で世界的に見ても先進国では唯一子供の肥満率が20%を超えており社会問題となっています。
クリーブランド・クリニック・チルドレンズの専門家によるとこの数十年、子供の肥満は増え続けているということです。生活習慣や生活環境、そして遺伝などが関係しているとみられています。
肥満の子供は、高血圧や糖尿病などを発症しやすくなります。また、精神的にも負担は大きく、いじめを受けたりうつ病なども懸念されています。
このためアメリカ小児科学会は今年1月、子供の肥満を「慢性疾患」と位置づけ小児心理学や栄養士による治療も含めた治療方法を提唱しました。
クリーブランド・クリニック・チルドレンズロイ・キム医師新しいガイドラインでも基本は変わらず栄養士によるカウンセリングと運動量を増やすことで生活習慣の改善を目指します。
これが効果的で100%安全な方法なのです同時にガイドラインでは減量のための薬の服用や手術も治療として必要な場合もあるとして担当の小児科医に相談するよう勧めています。