ニューヨーク、ブルックリンのバーで銃撃事件です。バーの店内で4人がおよそ40発を撃ち合う
銃撃戦を繰り広げ17人が死傷しました。
17日(日曜日)未明(3:30amごろ)ブルックリン、クラウンハイツのバーで客同士の言い争いから銃撃戦に発展。3人が死亡しました。
ニューヨーク市警察
ジェシカ・ティッシュ本部長
「ニューヨーク市内で発生する銃撃事件のおよそ60%がギャング関連です
ギャング団が市内の安全を脅かしています」
SOUNDBITE (English) Jessica Tisch, New York Police Department Commissioner:
"Approximately 60% of our shootings in New York City are gang related. And so we really see gangs driving so much of the violence in New York City.
死亡したのは19歳、35歳のギャングメンバー、そして、たまたま現場に居合わせた27歳の男性です。事件直前、19歳と35歳の男が言い争う様子が防犯カメラの映像に捉えられておりその後19歳の男が35歳の男に向かって拳銃を発砲。35歳の男も拳銃で撃ち返し、別の2人の男も応戦して発砲、店内で4人が撃ち合う銃撃戦となりました。4人はギャング団のメンバーと見られています。
ニューヨーク
エリック・アダムズ市長
「こうした銃撃事件の後は報復が心配されるため
徹底した捜査を行います」
We're always concerned after a shooting, the retaliatory shootings will follow if we don't get on the ground with our crisis management team and other partners.
現場にはおよそ40の薬莢が残されており、警察は銃撃戦となった原因究明を行うとともに応戦した2人の行方を追っています。
死亡した27歳の男性のほか、14人が流れ弾にあたって怪我をして流れ弾にあたった14人が病院で治療を受けましたが、全員命に別条はないということです。
ニューヨークでは全体的に銃撃事件は減少していますが先月29日にはマンハッタンの中心部で男がライフル銃を乱射し警官1人を含む4人が死亡する事件が発生しており観光客も多くいるニューヨーク市の安全に不安が広がっています。