全米の保護者が学校再開について難しい選択を迫られる中、新型コロナウイルスによる被害が一時は全米で最も深刻な状態だった ニューヨーク州は学校の再開の準備を進めています。
クオモ知事「良い知らせです。全ての学校の再開を許可する。感染状況は全米で一番良い状況です。私たちならできます」
42万6000人の感染者を出し、3万2000人以上が感染により死亡。 一時は全米で最も深刻な状態だったニューヨーク州では、感染拡大を押さえ込み、現在は感染率を1%前後で維持することに成功しています。 クオモ知事はこの状態を保つことができれば、9月に学校で対面式の授業が再開するとしています。ニューヨーク州の中でも最も感染による被害が大きく、全米最大の学区であるニューヨーク市のデブラシオ市長も学校再開に意欲を見せています。
デブラシオ市長「70万人以上の生徒が学校に戻ってきます。我々は準備ができています」
デブラシオ市長は、学校では大人も子どもも1日を通してマスクを着用し、ソーシャルディスタンシングを守り、消毒を頻繁に行うとしています。