トランプ大統領1期目の大統領選におけるロシア介入疑惑とトランプ陣営との関係を捜査したロバート・ムラー元特別検察官が亡くなりました。81歳でした。
20日金曜日夜、ロバート・ムラー元特別検察官81歳が亡くなったと家族が声明を発表しました。
ムラー氏は2001年同時多発テロの1週間前に当時のブッシュ大統領によってFBI長官に任命されました。就任直後からアメリカ史上最悪のテロ攻撃の捜査を担い、その後は12年にわたりアメリカの法執行機関を、国内テロの防止と対策に特化した機関へと改革しました。ムラー氏の捜査基準は厳しく、100件の国内テロ計画のうち99件を阻止したとしてもそれは十分ではないとし、民主共和両政権の元、現在のFBIを創り上げた人物です。
2017年には特別検察官として司法省に任命され、トランプ大統領一期目の大統領選でのロシア介入疑惑と、それにトランプ陣営が関わっていたかの捜査を担当しトランプ大統領には敵視されました。捜査報告書ではトランプ陣営との共謀は認められなかったとしながらも司法妨害については無実ではないと結論づけました。
ムラー氏死去の報告を受け、トランプ大統領は自身のSNSに、
『ロバート・ムラーが死んだ
喜ばしい、死んでよかった
これで無実の人を傷つけることはない』と投稿し物議を醸しました。
これについてニューヨークのホークル知事は、
ニューヨーク州
キャシー・ホークル知事
「誰も驚きませんよね
ただただみっともない」
ムラー氏は法の元の正義を守ることだけを貫いたとムラー氏を知る人物は語っています。その寡黙な性格で特別検察官として2年間の捜査中一度も会見は開かず捜査の行方は常に謎に包まれていたこともさまざまな憶測をよびトランプ大統領の逆鱗に触れる要因となっていたようです。