今週半ば、アメリカ中部、東部などを暴風雨や大雪が襲い、竜巻なども多数発生。東海岸の北部では、大雨などによる川の氾濫や浸水の被害も広がっています。
今週、8日、月曜日から11日、木曜日までにかけて、勢力の強い暴風域が、西はテキサス州から最北のメイン州までの広い範囲を東に移動し、少なくとも23の竜巻を確認し、一時50万世帯が停電、およそ1億人以上が、暴風や洪水などの警報の影響を受けました。
竜巻が直撃したこのノースカロライナ州の街では、1人が死亡、2人が重傷を負っています。ABCニュース記者「竜巻の威力はご覧のように家を根こそぎ倒しました」
ペンシルベニア州では、消防士が氾濫した川から男性を救助しました。
コネチカット州でも、大雨の影響で川の水位が上がりダムが決壊する恐れから、市長が地域の住民を避難させました。
ニュージャージー州のこの街では、多くの家屋が浸水の被害に遭っており、住民はボートによって救助されるなど避難を余儀なくされています。
一方で、カリフォルニア州では、雪崩事故も発生しました。スキーリゾートのレイク・タホで、10日水曜日雪崩が発生、数人が巻き込まれ、男性のスキー客一人が死亡しました。
この雪崩は天候によるものかはわかっていませんが、当時スキー場は、非常に激しい雪が降っていたということです。