2020年、ミネアポリスで、ジョージ・フロイドさん殺害の罪で有罪判決を受けた元警官のデレック・ショーヴィン受刑者が収容先のアリゾナ州の刑務所で別の受刑者に刺されて重傷を負いました。
ショーヴィンが受刑者は24日金曜、刑務所内で襲撃されましたが、刑務所の職員から救命措置を受け病院に搬送され、一命を取り留めました。
ミネソタ州のキース・エリソン司法長官も声明で、「デレク・ショーヴィンが暴力の標的になったと聞いて悲しく思う。他の収監者と同様、彼は報復や暴力を恐れずに刑期を全うすべきである」と話しています。
ショーヴィン受刑者は現在、フロイドさんの公民権侵害の罪で連邦刑務所で21年の実刑、
同時に第二級殺人罪で州裁判所から下された22年の州刑に服しています。
今月初めに公開されたドキュメンタリー「ThefallofMinneapolis」の中で、ショーヴィン受刑者は、自身の有罪判決について、裁判と判決を「茶番」だと語り。
フロイドの首に膝を置いたのは警察の訓練マニュアルの一部だと主張していまする。
犯罪者を抑えるための最良の方法として、警察マニュアルの中に書いてあるアメリカ最高裁はショーヴィン受刑者の控訴を取り下げていました。