7日水曜日、アメリカ海兵隊の輸送ヘリコプターが、カリフォルニア州南部の森林に墜落し、乗っていた海兵隊員5人全員が死亡しました。
週末から西海岸全域で大雨や強風などの悪天候が続く中、アメリカ海兵隊の輸送ヘリコプターが、7日水曜日未明、ネバダ州の基地からサンディエゴに向かう途中、レーダーから消え行方不明になりました。
海兵隊緊急連絡:「パインバレー・エリアで輸送機1機の信号を失いました。離陸からの飛行ルートを確認できますか」
積雪や強風で視界不良の中、7日、午前9時ごろ、捜索隊が、墜落した機体を発見。
行方不明のヘリコプターと確認しました。
海兵隊の発表によりますと、乗員の海兵隊員5人は全員死亡、事故の原因はまだ調査中だということです墜落したヘリコプターは、海兵隊が所有する「CH53Eスーパースタリオン」と呼ばれる大型ヘリコプターで、13トン以上の貨物を搭載でき、最大55人の人員が輸送できます。
今回の飛行は、ネバダ州の基地からサンディエゴの基地への定期便だということです。
米軍の所有するヘリコプターの墜落事故は相次いでおり、2020年から去年にかけて、国内で5件のヘリコプター墜落事故があり、兵士ら乗組員19人が死亡しています。