看護師による連続殺人事件です。ペンシルベニア州の元看護師が患者19人を殺害しようとしたことを告白。この看護師の元で17人の患者が死亡していたことが明らかになっており捜査が続けられています。
今年5月、ペンシルベニア州の元看護師ヘザー・プレスディー容疑者(41歳)は自信自身が務める医療介護施設で3人の患者にインスリンを投与しうち2人を死亡させた容疑で訴追され犯行を認めていました。
捜査当局によるとプレスディー容疑者は2020年から勤めた5箇所の医療介護施設でさらに19人にインスリン投与し殺害しようとしたことを認めたということです。
現在わかっているだけでもプレスディー容疑者の看護下で17人の患者が死亡しており、捜査が進められています。
プレスディー容疑者は人が少ない夜勤に時間帯に殺害目的で患者に致死量のインスリンを投与し、患者が死亡する前に病院に連れていかれそうになった場合はインスリンを追加投与していたということです。
過去3年間、プレスディー容疑者は働いていた施設で入所者に虐待していたとみられ調査の対象になり、その都度、辞職または解雇され職場を転々としていました。
被害者は43歳から104歳で、多発性硬化症で、施設にいて2年前に亡くなった68歳の女性の遺族の弁護士によると家族はずっと呼吸器系の疾患で亡くなったと思っていたといいます。
現在、施設側にも責任があるとして訴えています。
遺族の弁護士「施設側が安全管理の手順と規約を守っていればプレスディーのような看護師は捕まるか警察に突き出されていたそうすればまだ生きていた人がいるはずだ」