今週から共和党候補者選びがスタートし本格化する大統領選の行方ですが、共和党では、トランプ氏優勢の状況に、カマラ・ハリス副大統領がABCニュース記者のエクスクルーシブ・インタビューにコメントしました。
アイオワ州の共和党党員集会直前に、ハリス副大統領は、ABCニュース、ホワイトハウス担当記者のインタビューに答え「誰が相手になろうと、我々は準備が出来ている」と語りました。
メアリー・ブルース記者「共和党の候補者が誰であっても、副大統領の考えは同じなのでしょうか?」
カマラ・ハリス副大統領「これだけは言っておきますが、共和党の候補者が誰であろうと、私たちは勝利すると確信しています」
メアリー・ブルース記者「支持率などは見ていますか?現時点ではトランプ氏が最終結論という状況ですが?」
カマラ・ハリス副大統領「その判断は分かりませんが、これまで結果で、それがトランプ氏であれば、私たちは以前にも彼を倒しましたし、また彼を倒すでしょう」
バイデン大統領が再選されれば、その年齢からハリス氏が大統領になる可能性があると再三、発言している候補者のニッキー・ヘイリー氏について尋ねると、
メアリー・ブルース記者「ヘイリー氏はあなたを頻繁にターゲットにしています。彼女はあなたこそが、自分の敵だと言いました。彼女に何と言いますか?」
カマラ・ハリス副大統領「アイオワ州の人たちが、ヘイリー氏を選ぶのか見てみましょう」
アイオワ州では、得票で3位に終わったヘイリー氏ですが、2戦目のニューハンプシャー州では、トランプ氏に次ぐ支持を得ているとされています。
ニューハンプシャー州の共和党予備選は、1月23日、火曜日です。